10月29日第2回安佐南区役所交渉ーー約30人が参加し実態知らせ改善要望

日本共産党安佐南区委員会は、10月29日13時から、8月20日に起きた

土砂災害に関連した被災者の要望をまとめた書類を安佐南区長に届けるとともに

災害復旧、支援に向けての交渉を行いました。

「下半身に障がいがある夫は救助されるまでに数時間かかった。福祉避難所をも

っと充実してほしい」「り災証明書を持参して支援物資を求めているのに、市職員

の対応は非常に冷たかった。2度と出かけたくない」「区役所にその旨掲示するか、

罹災証明書を持っている人に知らせてほしい」「水道復旧まで約2カ月かかった。

しかし現状は普通に生活できる状態ではない」「砂防ダム完成には2年かかるという。

その間の安全を市は保障してくれるのか」。

被災者の口をついて出るのは災害地獄さながらの日々に対して行政の責任、援助を問う

ものでした。義援金はもっと増額できるはずだし、被害の程度を無視した一律支給とい

うのは不公平との声も出ました。

これに対して安佐南区長の回答は、特に前向きなものではなく、本庁(市長)へ伝える

といった内容がほとんどでした。

被災者の中には市との交渉で3度目の審査を受けたのに、まだ判定が出ていないケース

もあり、区委員会としては粘り強く交渉を続けていくことを再確認しました。