広島県民青同盟がフクシマボランティア報告 その1
みなさんこんにちは☆久しぶりのキラキラメールです。
★福島ボランティア報告
8月28日〜9月3日の日程で福島へボランティアに行ってきました。
参加者は4名(学生2名、大人、私)です。
今日から少しずつ、報告をしていきます。
●福島の現状
①事故現場について
安倍首相はオリンピック招致を訴えるスピーチで「(福島原発事故の)状況はコントロールされて
いる」と言いました。
でもそれはウソです。
・原発の2号機中心部は、毎時7200万マイクロシーベルトもありロボットさえ基盤がすぐに
壊れる状態です。
建屋の状況を把握するために、これまで何台も最新鋭のロボットが建屋に入りましたが、1台も
戻ってきていません。中心部がどんな状況にあるかさえ、全く分かっていない状態です。
・汚染水もタンクから漏れ出しています。東電の発表だと300トンにおよぶそうです。タンク
に溜っているのは毎時100ミリシーベルという高濃度放射能汚染水。
漏れ出したタンクの近くでは1800ミリシーベルという、4時間浴び続ければ死亡する線量が
確認されています。
漏れ出したタンクと同型のタンクの耐震年数は5年。これが約350基あります。タンクが壊れ、
汚染水の拡大が広がる恐れのある非常事態です。 また汚染された地下水も海に流出し続けて
おり、完全に止める見通しもありません。
・今年の3月、ネズミの侵入によって配電盤がショートし、冷却がストップしました。その時
福島では、避難しようとする車でガソリンスタンドが長蛇の列になったそうです。
今も福島の人たちは放射能の不安に加え「明日原発がどうなるか」と日々不安を抱えながら
暮らしています。
事故現場の現状は「コントロール」どころが、予断を許さない非常事態がずっと続いています。
★次回も引き続き、福島の現状を報告します!