黒い雨とフクシマ。内部被ばくは
(写真は、近松さと子さんのブログから)
原爆投下直後に降った「黒い雨」について、放射性物質を含む黒い雨が降った範囲をより広く認定して
援護対象を広げるよう訴えている「広島県『黒い雨』原爆被害者の会連絡協議会」(会長は高野正明さん、事務局長は
牧野一見さん)らが25日、国に対して迅速な再検討を求めることなどを広島市と広島県に要望しました。
要望に対し、広島市原爆被害対策部の漆原正浩調査課長は、「検討会には1日も早く、結論を出してもらう
よう要望していきたい」と答えていました。
高野正明会長は「援護対象でない地域でも黒い雨が降ったことは広島市の調査で明らかになっている。国は
早く認めてもらいたい」と話しました。
佐伯区や安佐北区、安佐南区でヒロシマへの原爆投下後の「黒い雨」被害・内部被ばくを認めないアメリカや
日本の政府。福島原発事故でも国民に内部被爆の実相を隠し続け後手ごてになっています。
国民の命を守るあたりまえの立場にたつ政府が必要です。