政府レクチャ-を行います。９/26（水）午前が中国地方整備局（広島）、午後が中四国農政局（岡山）の予定です。

２０１８年９月２６日
日本共産党前衆院議員　　大平　喜信
日本共産党広島県委員会　高見　篤己

（一）河川の問題について

１，今回の豪雨により沼田川流域の各地で深刻な浸水被害が起こりました。

その主な決壊・氾濫箇所とその原因、および今後の再発防止にむけた対策に

ついてご説明ください。

２，三篠川でも氾濫による浸水被害が広域に起こりました。住民からは河床が

普段から高くなっていたとの声も寄せられています。氾濫被害を防ぐ対策に

ついてのご説明とともに、河川の土砂等の浚渫を早期におこなうことを求めます。

３，同様に瀬野川も普段から河床が高いため７月の豪雨では水面が大きく上昇し

瀬野川に流れ込む小河川に逆流したため、周辺に被害を及ぼしました。

根本的に河床を低くし、定期的に浚渫されることを求めます。

４，大谷川上流で大規模な土砂崩れが発生し、大量の土石流や倒木が川沿いの

多くの住宅を破壊しました。大谷川は大小のカーブが多い河川です。

再発防止の対策についてのご説明とともに、流路の整備、護岸工事の実施、とくに

東区馬木の護岸整備を急ぐことを要望します。

５，府中大川、二又川、ひよき川、大元谷川、矢野川の浚渫工事を実施してください。

（二）排水・ポンプの問題について

１，矢口川が氾濫し、口田一丁目などの地域で２メートル近い浸水被害が起こりました。

同地域ではこれまでも同様の浸水被害があり、今年４月に新しいポンプ場に改修された

ばかりだったにもかかわらず、また起きました。ポンプが正常に機能したのかどうかを

含め今回の被害の原因についてご説明ください。

２，福山市の神辺町、御幸町、駅家町、山手町など芦田川流域の広範囲で浸水被害が

起きました。

その原因と対策についてご説明ください。

３，馬洗川に排水するポンプ３基のうち２基が燃料切れで一時停止しました。

なぜそのようなことが起きたのか、今後の対策とあわせてご説明ください。

（三）法面崩壊の復旧への補助制度について

県内各地の多数の箇所で公道に隣接する宅地の法面が今回の豪雨で崩壊しました。

直すための自己負担が重く復旧が進んでいません。国の支援・補助制度をつくって

ください。

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２０１８年９月２６日
日本共産党前衆院議員　　大平　喜信
日本共産党広島県委員会　高見　篤己

【中四国農政局】

（一）ため池の問題について

１，８月に全国で実施した、ため池の緊急点検における、広島県内の結果と今後の

対策についてご説明ください。

２，ため池改修の整備に対する国の補助制度についてご説明ください。また補助率の

引き上げを要望します。

３，ため池の廃止の手続きについてご説明ください。手続きの簡素化も求めます。

（二）治山堰堤の問題について

１，今回、多くの箇所で土砂・土石流が治山堰堤を乗り越え、また堰堤が崩壊し

その塊が岩などと一緒になって流れ落ち、その下に位置する多くの住家をなぎ倒し

ました。

なぜそのようなことが起きたのか、今度の事態を堰堤整備を含めた治山事業を所管する

農水省としてどう受けとめているのか、ご説明ください。

２，そもそもの今日における治山堰堤の役割とは何か、再発防止にむけた対策について

ご説明ください。