越智先生をもどす会から「証人尋問の延期のお知らせと裁判傍聴のお願いについて」届きました!
2018年4月13日
会員各位
「越智先生を職場に戻し、民主的な山陽高校をつくる会」
会 長 武岡 直孝
証人尋問の延期のお知らせと裁判傍聴のお願いについて
日頃は、私たちの会の活動にご理解とご協力いただき、誠にありがとう
ございます。
さて、山陽高校の裁判は別紙のように4月10日、11日に証人尋問が
行われました。
新年度早々の終日の証人尋問という日程にもかかわらず、2日とも延べ
100人を越える方々が傍聴に来てくださいました。ありがとうございました。
証人尋問では、最初に被告側証人の尋問となるため、原告には厳しい内容が
示されることが多く、今回も被告側弁護士からそうした事例が執拗に上げられ
ました。
しかしながら、その中にあって、原告側弁護士からの反対尋問は、問題の本質に
迫り、被告側の矛盾点を浮き彫りにする内容となっていました。とくに越智先生を
スカウトしてきた田邊前校長(被告側証人)は大きな焦点の一つでしたが、その
証言で田邊氏は、当時の山陽高校での雇用実態の事例を挙げながら、
「非常勤講師⇒常勤講師⇒専任講師(これは専任教諭の言いまちがい)と
なっている」と具体的に例示し、しっかり頑張れば専任教諭への道もあることや、
現場の教員がしっかりとやれるように補佐するのが校長の役目であること、
「雇止めを通告するなどは恥」とまで言い切りました。この発言の重みをしっかりと
いかせればと思いました。
さて、予定では4月18日で証人尋問は終了する予定でしたが、4月11日の
原告側証人、野球部部長のO先生の反対尋問(被告側山下弁護士)のさなか、O先生が
体調不良となり、尋問が延期されることになりました。O先生は越智先生と二人三脚で
野球部の部長として4年間ともに過ごしてこられた先生であり、最も越智先生を知る
立場にあった先生の一人でしたので、被告側からの執拗な尋問が予想されていました。
事実、過去の野球部の指導実態に対する執拗な尋問が行われました。しかしながら、
先生は事実に基づいた落ち着いた対応をされ、しっかりと端的に答えておられました。
しかしながら、慣れない証人尋問と新学期明けの連日の激務のなか、相当にストレスも
たまっておられたのでしょう。尋問に耐えられなくなり、急遽取り止め・延期となった
ものでした。
O先生はその後体調は回復されたということですが、山陽高校での勤務実態(勤務時間を
はるかに超えた勤務実態で超過時間手当もなく、三六協定も締結していない、午後八時に
生徒下校を促す校内放送がかかる)からすれば、心配は尽きません。
次回の裁判までに体調を整えていただけることを願うのみです。
つきましては、あらためて裁判の傍聴につきまして、ご支援いただきたく、
ご案内申し上げる次第です。
4月18日(水)10時〜17時 午前:組合委員長Y先生、書記長S先生
午後:元講師S先生、野球部部長O先生、越智先生
5月23日(水)13時半〜15時 越智先生(この日は越智先生に対する
反対尋問が主)