広島市に医療費助成の見直し撤回を 小児科医ら陳情

広島市の小児科医でつくる団体が4日、財政健全化を理由に、未就学児童たちの

医療費助成の削減を検討する市の方針を撤回するよう求める陳情をした。

松井一実市長と種清和夫市議会議長に約2万7千人ぶんの署名を添えて陳情書を手渡した。

陳情書の文面は、助成費削減は「子育て支援に逆行する」「厳しい家計にさらなる負担を

強いる」と強調。県、広島市、安佐、安芸地区の4医師会に加盟する小児科医の代表者

4人の連盟で、市の見直し方針の撤回を求めている。

中国新聞 4月5日25日25面より)