岩国基地今どうなっている?


安佐南区・藤井とし子さんからの報告です!
 
6月20日 拡張工事で嘉手納基地に次ぐ巨大基地となった岩国基地。その正面に位置し、今でも米軍機の騒音に悩まされている阿多田島。
 今回9条安佐ネットワークが企画する阿多田島ツアーに参加しました。朝までひどく降っていた雨もなんとか小降りになり、マイクロバスで8時に予定どうり出発し9時には大竹市の小方港に着き、フェリーで約35分で阿多田港に到着しました。阿多田島にいくのは初めてです。人口300人約100世帯、ほとんどが港の周辺に家は密集し、あとは山ばかりの小さな島でした。
 お天気がよければ海がきれいに見えるのに残念でした。港に着くと山に丸い屋根の立派な建物が目に付く。聞けば学校の体育館で小学校の校舎より立派なのにちょっと驚きます。
 港から反対側の岩国基地がみえる北側にある海の家「あたた」で西部住民の会の坂本さんや島で6年前から運動されている本田さんの話を聞きました。
 対岸になる岩国基地の拡張された滑走路と管制塔と基地がかすかに確認できました。
 
 阿多田島の上空辺りが米軍機が旋回していく飛行経路になっているので騒音がひどいという理由も分かります。時折自衛隊の艦船も航行すし、すぐ目の前の小さな姫小島では定期的に弾薬の処理がおこなわれ、島の形も変わってしまっているという話など瀬戸内海はのどかで平和な海という印象は間違っていると改めて実感させられます。