安佐北区矢口地区で発生した浸水被害に関する地元住民への 説明会
(10月31日 中原ひろみ広島市会議員のフエイスブックから)
7月の豪雨災害で広島市安佐北区矢口地区で発生した浸水被害に関する地元住民への
説明会があり、住民の皆さんの意見を聴きたいと参加しました。
この地区は過去にも豪雨により矢口川が氾濫し浸水が発生した地域です。
度重なる浸水被害を防ぐため国が36億円をかけて今年4月にポンプ場を再整備したと
ころです。
にもかかわらず、7月の豪雨では流木やごみ、土砂が流入しポンプ場が停止してしまい、
8ヘクタールもの範囲で床上浸水が発生しました。
説明会に参加された市民から、「流木や土砂の流入がなければ被害は防げたのか」と
の質問に、太田川河川事務所は「ポンプ場の能力を超えた雨量が降ったので、
浸水被害は避けられなかった」と答弁。
「ポンプ場を整備した意味がない」と会場はブーイング。
太田川河川事務所は10年に一度の雨量を排水する能力をもつポンプ場なので、30年に
一度の降雨量だったこの度の豪雨には対応できないと説明。
住民からは過去には7月の雨量に近い雨が降ったとの指摘もあり、ポンプ場の能力に
ついて整備時の計画に問題ありと厳しい指摘がありました。
住民からは、人災との声が出されました。